泳がせ釣りとショアジギングでサワラを釣る。青物のススメ。

部屋の模様替え終わりに失礼します。

ここ最近「釣り具のポイントブログ」をみていると

「サワラ・サゴシ・ネリゴ」なんかの青物が上がっている情報が目につきますね。

 

というか、ぶっちゃけ、鼻につきますね。

 

「青物釣ってやったぜ感」を見せつけてくる、釣り上級者に対して、ひがみ根性丸出しになっているわけです、ぼく。

嫉妬ってやつですか。

 

怖いですよ、人間って。

 

青物を釣る、という事は、ぼくにとって

「真の釣り師へのスタートを切った」ということなのです。

 

そしてぼくは青物を釣ったことがありません。

 

青物チェリーボーイです。

 

つまり、釣り師としてはスタート地点にも立っていない4流釣り師。

電化製品でいえば「aiwa」以外のなにものでもないんだなと。

 

その現実をガッツンガッツンみせつけられるわけです、釣り具のポイントブログは。

 

このままではいけない。いいはずがない。aiwaを卒業しなくては。

青物を釣って「脱・aiwa」したい。

 

というわけで今回は、ショアジギング&泳がせ釣りでサワラ狙いで行ってきましたよ。

それではどうぞ!

 

まずは情報収集。

釣り具のポイントで「どうやればサワラが釣れるのか」を店員さんに聞き込みです。


タクちゃん
サワラが釣りたいんです。今の時期釣れますかね?
店員さん
サワラ釣れるよ。でも、最近は少し落ち着いてきてるかな。
タクちゃん
ふむ。了解です。ショアジギングでやってみようと思ってるのですが・・
店員さん
いいとおもうよ。メタルジグでちょこちょこ釣果でてるから、サワラが釣れる可能性はあるよ。
タクちゃん
こんなロッドとリールですが大丈夫ですかね?
店員さん
ばっちりだね!
タクちゃん
ラインがPE4本編の1.5号、リーダーが40ポンドフロロですが問題は・・
店員さん
ないね。
タクちゃん
ありがとうございます。
店員さん

もし竿二本くらい持ってるなら泳がせ釣りとかしてもいいね。

今の時期なら、アジで泳がせしたら「アラ」が釣れるかもしれないよ。超楽しいよ。

タクちゃん
ア、ア、ア、アラですか!そんな、めっそうもない・・・。
店員さん
いや、そんなに遠慮しなくてもいいでしょ。釣れる可能性はあるから試しにやってみたらどうかな?
タクちゃん
は、はい。余裕があれば。ちなみに、泳がせ釣りでサワラ釣れる可能性は?
店員さん
ん~、2割ってところかなあ?泳がせするならこれを持っとくといいよ。
タクちゃん
こ、これは?
店員さん
アジってさ、弱りやすいんだよ。あんまり大きな針だと弱ってすぐアジが死んじゃうんだね。

だから、この小さい針(活餌ローリング)を大きな針につけちゃう。そして活餌ローリングにアジをつける。そしたらアジが死ににくいってわけよ。

アラやサワラは、大きな方の針ごとガブっと行くから、フッキングも問題ないからね。

タクちゃん
なるほど!いただきます!
店員さん
うん。
タクちゃん
そしたら、サワラ、もしくはアラ、釣ってきます!
店員さん
健闘を祈る!

 

実際に釣ってみる。

それではサワラ釣りを開始します。

場所は沖に伸びた堤防です。まずは40gのメタルジグをフルキャスト。

 

イチローなみに飛びます。

 

今回使ってるメタルジグはこれ。ぼくの大好きなメジャークラフトさんのメタルジグですね。

 

着水したら、着底を待ちます。

んで、着底したらしゃくり始めます。

中層くらいまで上げてきたら再びフォールさせて着底。

 

基本的にはこれのくりかえし。

 

ちなみにショアジギングには以下3パターンの探り方がありますよ。


パターン①トップを探る。

これは、キャストして着水したらすぐに高速で巻いてくる方法です。

ゆっくり巻いてると沈んで行っちゃうのでトップを探れません。

 

ジグが沈まないように着水後、すぐにガンガン巻きましょう。

回収してんの?ってくらいのスピードでも青物が食ってくることがあるらしいのでかなりの早巻きでOK。

 

ナブラが出たり、朝マズメ時とかは、この方法でトップを巻いてみると良いですね。

 

パターン②ボトムを探る。

キャストして、着底させます。

着底させたら2回~3回しゃくります。

 

そんなに力強くしゃくらなくて大丈夫。

竿先を2~30cm弱しゃくるくらいで全然アピールできています。

 

2~3回しゃくったら着底。

着底したらすぐにまた2~3回しゃくる。

 

これの繰り返しです。

 

パターン③中層を探る。

キャストして着底させます。

着底したら中層くらいまでしゃくります。

 

水深にもよりますけど、僕は10~20回くらいしゃくることが多いです。

ここは水深にあわせてしゃくる回数を変えましょう。

 

激しくしゃくる必要はないです。

やっぱり竿先を2~30cm弱しゃくるくらいで全然OK。

 

中層まで上げてきたら再び着底させます。

着底したらすぐに再びしゃくり始めます。

 

これの繰り返し


こんな感じで、トップ・中層・ボトムを探っていき、反応がいい層で釣りを展開します。

流れが速かったりして着底がわかりにくいときはジグの重さを重くしていきましょう。

30gで着底がわかりにくければ40g。それでも着底しないなら50g、といった感じです。

 

午前中10時くらいから釣りを開始して、6時間ほどやったでしょうか。

ここまでの釣果は

  • 30cmくらいのフグ×1匹
  • ちっさいエソ×1匹
  • ぎり食べれるサイズのアラカブ2匹。

 

エソでどや顔。気分を悪くされた方がいたら謝ります。

申し訳ございません。

 

今夜はBBQの予定が入っており、18時が納竿ケツカッチンタイムです。

残り時間はおよそあと1時間30分。

 

そしてサワラが釣れる気配ゼロ。

同じ釣り場でやっている他のルアーマンも、特に芳しい釣果は上がっていない様子でした。

 

この時、ぼくはふと、ある3つのことに気が付きます。


気づき①

この日同行していた友人が、サビキでアジを30匹くらい釣りまくっているという事実。

 

気づき②

ショアジギで全く反応が悪いこと。

 

気づき③

釣り具のポイント店員のあの意味深な言葉。

店員さん

もし竿二本くらい持ってるなら泳がせ釣りとかしてもいいね。

今の時期なら、アジで泳がせしたら「アラ」が釣れるかもしれないよ。超楽しいよ。

 


ぼくのなかの「釣りの神」がこう語りかけてきました。

 

「泳がせでアラ、釣らんでいいと?」

 

友人が釣ったアジ。

ショアジギでの反応の悪さ。

ポイント店員の言葉。

 

この3つの要素がトライアングルとなり、ぼくに神の啓示をもたらしたのです。

 

「泳がせでアラ、釣るぜよ!」と。

 

泳がせ釣りでいってみる!

早速、高級魚アラを釣るべくセッティング開始です。

 

ヒラメ・ヒラマサ用の極太針に、先ほどポイントで買ったアジを弱らせにくい活餌ローリングをセット。

そいつに生きたアジをつけて、えいやっと投げ込みます。

 

おもりも浮きもなんにもつけていません。完全なるフリー泳がせ。

 

リールのドラグをダルンダルンにして、置き竿放置プレーです。

タバコでも吸いながら、ツイッターでもみながら、ラインの返事を返しながら待ちます。

 

 

15分ほどしたときでしょうか。

 

ドラグが

チリリ・・チリ・・チリリ・・・

と、微妙に出ます。

 

「ん???」とおもいながら、スマホをポケットにしまい、竿先に集中。

 

・・・反応なし。

 

「チッ!思わせぶりなアジめ!」

 

ぼくは、思わせぶりなアジと女子だけは許せないタイプです。

ツイッターでも読むかと、ポケットからスマホを取り出そうとしたその時!

 

ジーーーーーーーーーーー!!!!!!

 

ありえないほどドラグが放出されるではありませんか!

 

「小型船舶に引っかかった!」とマジで思いました。

ドラグを締めてフッキングッ!

 

・・・いや、これは小型船舶じゃない!

 

完全に魚だ!

アラか?

アラなのか!?

 

今までの釣りで味わったことのない引き!そして

 

 

サワラやーん!

 

アラではなかったけど、うれしすぎる!

 

隣で釣ってたおいちゃんに

「血抜きして内蔵だして持ち帰りーよ!」って言われたから、先日amazonで購入したてのナイフで処理しました。

 

ナイフ買っててよかった。

 

 

サワラを食らう!

これを見よ!本日の釣果です。

サワラは三枚におろして、照り焼きでいただきました。

隣で釣ってたおっちゃんにクロを貰ったのですが、それは七輪で焼いて食べました。

いやー、最高。サワラって人によっては美味しくないとか言いますけど、それって調理法が悪いんじゃないの?って思います。

 

文句なしに美味しかったから。

また釣りたいなーサワラ。

 

まとめ

同じ堤防でたくさんの人が泳がせ釣りをやっていましたが、釣れてる人はほとんどいませんでしたね。

隣でやってたフカセのおっちゃんは爆釣してましたが。

 

なんで、たかだか15分くらいの泳がせで、ぼくだけ釣れたのか。

 

ぼくが思うに、店員さんおすすめの

「活餌ローリング」がよかったのだと思います。

 

めちゃくちゃ元気よく泳ぎまわってましたからね、ぼくのアジ。

この活餌ローリング、おすすめです。

そんなに高くもないので持ってて損はないですね。

 

次はアラだな!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。

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