あけましておめでとうございます!
新年はいいかんじでしたか?
初詣いかれましたか?
ぼくは1月3日に行ってきました。
4年ぶりの初詣ですよ。
そして、神に祈りをささげてきたのです。
ブリ、釣らせてくださいと。
というのも最近、地元の海にブリが
回ってきているみたいなんです。
ポイントさんの釣果情報にも
メーター前後のブリがちらほらアップされてますしね。
釣りをはじめてもうすぐ1年。
いやー、ぼくもとうとう
ブリなんてテンションのあがる大物を
狙うようになってきたわけです。
そして、今回のブリ釣行は
ある方に同行させていただきました。
ぼくが師と崇める釣り人
ロドリゲス氏です。
ロドリゲス氏は時間があけば、遠方の島や磯に渡り
幾度となく大物を釣り上げてきた、
釣りのエキスパート中のエキスパート。
いうなれば、 釣り界のシュワルツネッガーなわけです。
というわけで、今回はあこがれの大物!
ブリを釣りに行った体験レポをお届けしますよ。
それではどうぞー!!
目次
まずは準備する!
今回、ぼくはショアジギ&泳がせ釣り。
ロドリゲス氏は泳がせ釣り一本でブリを狙います。
それにしても「ブリが釣れている」という情報は
伝わるのがはやい。
早朝5時にもかかわらず
現場は釣り人でごった返していました。
そのほとんどがショアジギでブリ狙い。
泳がせ釣りしてるのは
ぼくらくらいのものでしたね。
AM6:45。
アジの仕入れも終わり、気がつけば
遠くの空がすこし明るくなってきている。
いよいよ戦闘開始です。
戦闘開始!!!
釣具屋店員さんや、ロドリゲス氏の話によると
”夜明けから2~3時間が勝負”と聞いていました。
この日の夜明けはAM7:20。
可能性があるのはAM10:00ころまで
ということになります。
つまり、かなりの短期決戦なのです。
鼻掛けしたアジを海に投げ込み
ドラグを緩めて置き竿。
待ち時間に60gのメタルジグでショアジギ。
波止場に緊張が走ります。
ブリ、釣れる!
釣りを開始して、かれこれ3時間。
ショアジギではまったくあたりがないし
痛恨の根掛かり地獄で2個もルアーをロスト。
途中からショアジギをやめて
泳がせ釣り一本にシフトしてました。
そして、釣り場のだれも
未だブリをあげていません。
この時すでに、波止場には
「釣れないんじゃね?」ムードが漂いつつあったのです。


そんな会話もチラホラと出始めた矢先の出来事でした!
なんと、ロドリゲス氏の浮きが沈んだのです!!
ロドリゲス氏がアワセを入れると
5号竿が激しくしなります!!
数分の格闘の末、海面に浮かび上がってきた
魚影をみて確信しました。
ブ、ブ、ブリだぁぁーーー!!!
陸にあがったブリを見て、ひざガクブルですよ!
90cm、6.5キロのブリ!
でかい、でかすぎる!
防波堤からブリが釣れるという噂は
本当だったのです!
ヒラマサも釣れる!!
このブリ以降
ふたたびまったく釣れなくなりました。
時合が終わったのでしょう。
帰る人もちょこちょこいましたね。
時刻はPM1:30。
さすがに徹夜明けの疲れがたたり
ぼくはいつのまにか眠っていました。
目が覚めると時刻はPM3:00。
「1時間半も寝たか。ちょっとすっきりしたな。」
と、軽く伸びをして、何気なく波止の先端を見ると
ロドリゲス氏は一切の集中を欠かぬ様子で
大海原と向き合っているではありませんか。
さすがだ・・・。
格が違いすぎる。




ぼくもブリを釣らなくては!
と、準備に取り掛かろうとしたその時!
ロドリゲス氏のウキが、沈んだのです!
またしても5号竿が激しくしなります!!

ガチガチに締めたはずのドラグから
お構いなしに糸がびゅんびゅん出ていきます。

とてつもないラスボス感!!
こちらのどんな攻撃も跳ね返す
圧倒的ラスボス感!!!
だれか!このゾーマに光の玉をぉぉぉ!!
7~8分の格闘の末、見えた魚影に戦慄が走ります。
さっきより・・・全然デカい!!!
そしてあがった魚がこれです。
ヒラマサ、どーん!!!!
俺が釣った風でどーん!!!
105cm、9.5kg。
去年産まれた、ぼくの甥っ子よりデカい・・・。
これがヒラマサ・・・。
はじめて見ましたが
その迫力たるや、やばすぎます。
子供のころ、ターミネーター2に出てくる
液体ターミネーターをみて
こんな奴に勝てるワケないやん!って感じたのを
なぜか思い出してしまいました。
その後、さすがにもう釣れず
ぼくはボウズでフィニッシュ。
納竿です。
ボウズではありましたが、ロドリゲス氏に密着し
色々なことを教わり、盗ませていただきましたよ。
ロドリゲス流「ブリ・ヒラマサ釣り」の完コピを目指す。
釣れる可能性を上げるのは
釣れてる人のものまねをすることに尽きるわけです。
というわけで、1日でブリとヒラマサを釣る
という快挙を成し遂げた、
ロドリゲス氏の釣り方の完コピを目指します。
以下そのやり方をまとめてみましたよ。
釣り方は泳がせ釣り一択!
まず最初に言いたいのは
生エサにまさるエサは無しという事です。
この日の釣り場には、3~4mごとに
釣り人がズラーっと並んでいました。
ロドリゲス氏とクロ釣りのおっちゃん以外
全員がルアーマン。
しかしながら、そのルアーマン達は
オールボウズだったわけです。
圧倒的少数だった、泳がせ釣り部隊の
ロドリゲス氏だけがブリを釣ったんです。
さらには、ヒラマサも。
これはもはや
”たまたま釣れた”では説明がつきませんよね。
つまり、波止からブリを狙うのであれば
ぜったいに泳がせ釣りなのです。
潮の流れを見るべし!
ロドリゲス氏は終始
潮の流れを気にしていました。
今回ぼくらが釣りをしていたのはこんな場所です。
潮の流れはランダムに変わり、左に流れたり右に流れたり。
もしくは沖に向かって流れて行ったり
ぴたりと止まったりします。
潮の流れを無視して、放置プレーをかましてしまうと
潮にのってラインが流れてしまい、巻き取る際に
岩に引っかかったりして根掛かりしてしまうことになる。
沖に流れる潮にのれば、グングン沖に行ってくれますから
釣れる可能性もアップします。
潮の流れをみて
やばそうなところに行ったら投げなおす。
いい感じで潮の流れにのったら、チャンスタイム。
潮の流れを意識するだけで
釣りをかなり効率化できるわけです。
ウキは絶対つけたほうがいい説!
潮の流れを目で見てわかりやすくするために
是非とも浮きはつけるべきです。
浮きがあれば、どの方向に潮がながれているか一目瞭然ですからね。
ほかにも浮きをつける利点はいくつかあります。
- 生き餌の現在地の目安がわかる。
- アタリが目でわかる。
ロドリゲス氏推奨の浮きはこれの8号!
次回からぼくも浮き、付けます!
5.3m以上の長さの5号竿で挑むべし。
ショアジギロッドで泳がせをやると
アジがまったく飛びません。
本来50g以上のジグを飛ばすための竿なので
飛ばないのはあたりまえです。
ヘビーロッドで激硬だから
まったくしなりませんからね(笑)
一方、ロドリゲス氏の使っていた5.3mの5号竿は
そのしなりを利用して、アジと浮きだけの仕掛けを
ぼくの倍は飛ばしていました。
目の前10mの所にキャストするか
30mのところにキャストするか。
このアドバンテージの差は明確です。
事実、ロドリゲス氏のほうが
潮に乗せて沖に流れる頻度は高かったですからね。
ロドリゲス氏が使っていた竿はこれ。
めちゃくちゃクオリティの高そうな竿で
大物がかかっても、気にせず巻ける頼れるやつです。

ぼくは万年金欠なので
もうすこし安い竿を買いましたよ。
釣具屋店員さんに相談しまくり
一緒に選んでもらいました。
道糸はナイロンの12号。
ハリスはフロロの10号。
あと、リールは12号が200m巻けるものがグッチョイス!
ロドリゲス氏はこれを使っていましたよ。
ぼくには手が出ないのでこっちを購入。
仕掛け図
ちょっとごちゃごちゃしてきたので
いったん仕掛けをまとめますね。
こんな感じです。
最初、この仕掛けを見たとき
ウキ止めがないやん!と、疑問を抱きました。
だって、ウキ止めがなかったら魚が食っても
ウキが沈まないんじゃないの?っておもいませんか?
引っかかるところがないわけですからね。
でもロドリゲス氏によると、ブリやヒラマサが食えば
思いっきりラインが引っ張られるから
ウキ止めがなくても、ラインとウキの摩擦だけでウキが沈む
とのことなんです。
実際、2匹とも釣れた時は
浮きがシューッ!って沈みましたもんね。
この目で見たので、まちがいありません。
心配な方は、お風呂場とかで
実験してみてもいいとおもいます。
かかったらごり巻き!
ブリは根に入らない魚ですので
ある程度ドラグがでてもOKです。
しかし、ヒラマサは
かかった瞬間根に入ろうとします。
根に入ったら岩場でこすれて糸が切れてしまう。
イコール、試合終了なのです。
だから、かかったらとにかく”ごり巻き”。
ヒラマサを根に潜らせてはいけません。
竿とライン、リールを信じて巻きまくるしかない。
根に入られて試合終了するより
巻きまくってバレた方が後悔は少ないでしょうからね。
一人で取り込みは無理。
ヒラマサを狙うなら
最低2人で釣りに行きましょう。
1人で釣って、タモに入れて
引き上げるっていうのはかなり難しいです。
タモも大きいやつを用意しておいた方がいいですね。
ポールは長い方がいいですね。
6mもあれば十分。
ランディングネットはでかい方がベター。
ラージサイズがいいでしょう。
ロドリゲス流ブリ・ヒラマサ釣りまとめ
- 釣り方は「泳がせ釣り」で!
- 潮の流れをよく見て、やばそうなところに行ったら投げなおす。
沖に出ていく潮に乗せれたらラッキータイム到来! - 浮きを付けると効率的。
- 竿は5.3mの長さの5号竿!その方がしなりを利用して遠くに飛ばせる。
- 浮きが沈んだらアワセて、ごり巻き!
- タモ入れ一人じゃ厳しいので、最低2人で行動しよう!
ブリ食べてみた!
なんと、ロドリゲス氏から
釣れたブリをご厚意で頂きました!!!
ありがとうございます!!
ロドリゲス氏!!
いかんせん、デカいですからね。
いろんな料理にして食べてみましたよ!
他にもいろいろ作ったんですが
写真撮り忘れてもうた。。。
いや、もうね
ここは料亭かっ!って感じですよ。
めちゃめちゃ美味しい!
美味しすぎる!!
来週も再来週もブリチャレンジしに行くから
釣れたらいいなぁ~。
毎日ブリでもいいくらい。
幸せだ。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、釣り名人と一緒に
ブリ釣りしてみた体験レポをお届けいたしましたよ。
ブリ・ヒラマサ、シーズンイン!!
5月ころまでチャンスありますので
みなさんもブリ釣って舌鼓を打ちましょう。
最後までありがとうございました。
それではまた!