PEラインとリーダーの結び方。釣りの現場で使える4つのおすすめ結束方法を考えてみた。

最近釣りにまったく行けてません。

仕事に翻弄されまくってるぼくがいます。

 

そうです、溜まってます。

 

魚がぼくを呼んでいるにもかかわらず

それに応えられずにいるわけですからね。

 

これを溜まってるといわずして

いったいなにを溜まってるというのでしょう。

 

TVでさかなクンを見るだけで

舌打ちしてしまっているぼくがいるわけですよ。


タクちゃん
魚とイチャイチャしやがって。

と。

 

・・こんなんじゃだめじゃないですか。

こんな殺気立ってるぼくに、魚が振り向いてくれるはずがないじゃないですか。

 

もっと器がどデカくて、カモメが寄ってくる

波止の似合う男にならなくては・・。

 

なる!俺!!

 

というわけで、釣りに行けないこの時期を

あえて逆手に取り、 PEラインとリーダーの結び方について

ちょっくら考察してみます。

 

PRノット

現状、PEラインとリーダーを結ぶ

最強ノットといわれてるのがこのPRノットです。



最強。

 

そう聞くとつい採用してみたくなるもんです。

それが釣り人の”サガ”だからです。

 

ぼくも大型青物狙いのときには

かならずPRノットを組んできました。

(いまは完全にFGノットユーザーですが)

 

たしかに、結束強度はPRノットが最強。

ぼくが敬愛するプロアングラー鈴木斉さんもそう語っています。

 

でもですね、あるとき思ったんです。

 

めちゃめちゃ結びにくいぞ、と。

しかもぜんぜん慣れないぞ、と。

 

風があると特にです。

 

ものすごイラってなる。

生理前のご婦人ばりにイラってなる。

 

これはよろしくない。

 

「お前がへたくそなだけだろ!このイカサマ6流釣り師め!」

 

というお叱りを受けるかもしれません。

たしかにそうなのかもしれない。

 

でもね、あまりにも

結びにくいやん!!!

 

だから、ちょっと前からFGノット派になったわけです。

 

PRノットの強度は最強であることに違いはありません。

最強にこだわりたい方はPRノットを極めるのもありです。

 

使いこなせれば強力な武器になりますからね。

 

ちなみに、PRノットを組むには

ボビンワインダーという道具があると便利ですよ。

 

ナス型重りでもできますが、ボビンワインダーだと

巻きつける糸の長さが調節できますからおすすめです。

 

PRノットのタクちゃん的評価

結束強度★★★★★★

現場での結びやすさ★★☆☆☆☆

おすすめ度★★★☆☆☆

 

FGノット

結びやすさと、強度を兼ねそなえたのがこのFGノット。

現状ぼくが10kgオーバーの青物を狙うときに使ってる結び方です。


 

ネット民A
FGノットっていざというときに抜けるんじゃね?

そしてPRノットの方が簡単じゃね?

 


こんな意見をよくネット上で見かけますが抜けません。

 

きちんと結べていれば、100kgオーバーのマグロがかかっても問題ないです。

 

ぼくの知り合いに毎年100kgオーバーの

クロマグロをルアーで釣ってる人がいるんです。

 

その人はFGノットユーザーですからね。

 

また、FGノットはPRノットとちがって

強風下でも結べます。

 

FGノット、これは必須で覚えたい結び方ですね。

 

FGノットをよりスマートに

かつしっかり結べる便利グッズもあります。

 

これを使えばさらに簡単にFGノットが結べます。

 

また、他の結び方でも言えますがPEラインを強く締めこむ際に

手を保護していないと、ラインで手が切れてしまいます。

 

きちんと手を保護してノットを組みましょう。

 

ちなみに先日FGノットの結び方動画を作ってみましたので

参考になれば幸いです。



 

FGノットのタクちゃん的評価

結束強度★★★★★☆

現場での結びやすさ★★★★☆☆

おすすめ度★★★★★★

 

フィッシャーマンズノット改

これまでは、超大型魚に対して使うべき

結び方をご紹介させていただきました。

 

しかし、いずれも結び終わるまでの工程は長く

ライトゲームでわざわざそのようなノットを組むのは面倒です。

 

というわけで、ライトゲームな釣りにおいて

使いたい結び方をご紹介しますね。

 

まずはフィッシャーマンズノット改。



動画の中で、鈴木斉氏がそのすべてを語ってくれていますが

このフィッシャーマンズノット改は、結びやすいのに強度もかなりのもの。

 

やろうと思えば大型青物相手でもいけなくはないです。

 

しかし、強度の安定性がどうしても

PRノットやFGノットに比べると劣ってしまう。

 

というわけで、シーバスやヒラメ、タイラバ、エギング

なんかの釣りに使うのがベターですね。

 

とっても簡単でおすすめな結び方です。

 

フィッシャーマンズノット改のタクちゃん的評価

結束強度★★★★☆☆

現場での結びやすさ★★★★★☆

おすすめ度★★★★★☆

 

オルブライトノット

さらにライトなゲームな釣りで使いたい結び方が

このオルブライトノット。



アジングやメバリング、小型の根魚狙いやエギングなんかでも使えます。

 

結び方は超絶簡単で、覚えやすい。

慣れれば10秒切る勢いで結べてしまう。

 

ウサインボルトも真っ青な結び方なわけです。

ぜひとも覚えておきましょう!

 

かならず役に立ちます。

 

オルブライトノットのタクちゃん的評価

結束強度★★★☆☆☆

現場での結びやすさ★★★★★★

おすすめ度★★★★★☆

 

まとめ

最強を追い求めたい人にはPRノットがおすすめです。

精神衛生的にも落ち着きます。

 

でも前述しましたが、知り合いのマグロ釣り師の方が

FGノットで100kgオーバーのクロマグロを釣っています。

 

つまり強度的にはFGノットで

なんの問題もない事が実証済みなわけですよ。

 

しかもPRノットにくらべ、強風下でも結びやすい。

 

というわけで、FGノットこそ、

大物を狙う上でマストな結び方になります。

 

ライトゲームな釣りになると、フィッシャーマンズノット改

オルブライトノットを使い分けるのが吉でしょう。

 

アジングやエギング、チニングあたりはオルブライトノットで問題なし。

タイラバや小型青物、ヒラメ釣りやシーバスなんかはフィッシャーマンズノット改。

 

PEとリーダーの結び方って本当いろいろあって、悩みどころです。

自分に合った結び方を用途別に2~3個決めておくことで

 

いざというとき迷わずに済みます。

 

みなさんも釣りに行けない時はぜひ

自分に合った結び方を考察してみてください。

 

けっこう面白いですよ。

 

最後までありがとうございます。それではまた!

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