どうも「イカ並みの地白肌」こと、タクちゃんです。
ギバちゃん風で、失礼します。
みなさん、エギングやってますか?
エギングとは「餌木」と言われるこんなルアーを使って
イカを釣る釣法のことですよ。
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— タイムセール情報ナビ (@timesale_navi) 2017年7月24日
エギングするなら「春」か「秋」。
これはもはや、エギング界の常識と言っても過言ではないでしょう。
真夏にエギングだなんて無謀だ、と。
釣果が期待できるはずがない、と。
真夏にエギングなんしてたら、まわりの釣り人からまるで”松居◯代”を
見るような「どうしちゃったの???」感を醸し出されるのは
想像に難しくありません。
真夏にアオリイカが釣れない理由は、アオリイカの一生を知れば理解できます。
- アオリイカは、春に産卵するよ。そして産卵を終えたら死んじゃうよ。(←産卵のため、接岸するから釣れる。しかもデカイ)
- 夏は卵の状態。(←つまり釣れない)
- アオリイカは秋になると、コロッケサイズに成長。(←スレてない新子が沢山。めっちゃ釣れる)
- 冬は寒さを嫌って、底でじっとしてる。
これが、一般的に「夏にエギングなんて無謀だ」のロジックです。
夏はアオリイカがそもそも居ないということですね。
だから釣れるはずがない、というわけです。
なるほど。
ちなみにネットで収集した「夏でもアオリイカは釣れるよ!」情報をまとめると以下の通りです。
- 産卵できなかったアオリイカが、春を過ぎてもまだ生きているから釣れる。
- 地球環境の変化により、産卵の時期が遅くなっていて、普通に夏でも釣れる。
- むしろ夏は活性が高くて、めっちゃ釣れる。
- 沖磯ならアオリイカは釣れる。
果たして本当に「真夏のエギング」は無謀なのか。
ネット上には「7月〜8月」のクソ暑い真夏に
エギングでアオリイカの釣果あげてる情報もたしかに存在します。
「案外、釣れるんじゃね?」と。
「みんな、常識にとらわれすぎてるんじゃね?」と、思うわけですよ。
気になったことは体験してみないと、納得できない僕。
そこで、今回は「真夏のエギング」は無謀かどうか。
体験レポをお届けします。それではどうぞ。
目次
「釣具のポイント」店員さんに聞いてみた。
まずは”釣りのエキスパート”に知恵を借りるため「釣具のポイント」を訪れましたよ。
エギングに限らず、どこでどうやって釣るのが賢いのか
必ず釣りのエキスパートに聞いておきことをオススメします。
ガンガン釣りに行ってる様な知り合いとかに聞くのも良いですね。




























健闘を祈ります。
エギング下準備まとめ
店員さんとの会話の中でわかったことををまとめておきます。
ロッドとリール
僕はコスパ重視でアマゾンでこんなロッドとリールを買いました。
すこし硬い気もしますが、ドラグ調整すれば全然使えますよ。
一個柔らかいバージョンも一応リンク貼っておきますね。
ラインとリーダー
ラインはPEの0.8号。リーダーは8lbがいいですね。
【ライン】
【リーダー】
餌木のサイズ
- 春-3.5号~4号
- 夏-3.5号~4号
- 秋-2.5号~3号
餌木のカラー
基本はピンクとオレンジ系がベターです。
イカがスレていたり、透明度の高い水質の場合は
「リアルなカラー」のものがグッド。
【オレンジ・ピンク系エギ】
ドラグ調整について
緩めに設定しておきましょう。
ドラグがきついと合わせの時にイカの脚が切れて
脚だけ釣ってしまったり、水の抵抗がダイレクトにロッドに伝わり
しゃくりにくかったりしますよ。
釣り方
基本は、着底させてからシャくるスタイルでいきましょう。
2~3回しゃくって、また着底。この繰り返しです。
イカは餌木がフォール中に触って抱くことが多いので
次しゃくった時に、そのしゃくりが自動的にアワセとなる場合が多いですね。
時間帯
夜の方が警戒心が解けている可能性が高いです。
イカは捕食を夜行います。そして夜、常夜灯が点いているような場所にはベイトが集まります。
つまり、そのベイトを捕食しにイカも寄ってくるのです。
春時期のアオリイカの釣り方
海水温が16度を超えると、アオリイカは産卵のために接岸しますよ。
ただし、水温が低いとまだまだアオリイカの動きは鈍い。
そのため、速いアクションにはついていけません。
スローなアクションを心がけましょう。
しかし、春のシーズンが終わる頃には、アオリイカは餌木に反応しにくくなります。
そのため、リアクション重視の速いダートを意識するのがいいです。
ヒュッ!っと餌木が動けば、本能的にアオリイカは捕食する動作をとります。
夏時期のアオリイカの釣り方
春に産卵をしなかった、残りアオリイカがターゲットとなります。
沖磯など、居るところには居るみたいですね。まあ、未知数です。
真のヒーローになるべく、今回はこの夏のアオリイカを狙っていきますよ。
秋時期のアオリイカの釣り方
秋のアオリイカは好奇心旺盛で経験の浅い「わんぱくイカキッズ(新子)」です。
2.5~3号の小さめの餌木を使って、基本に忠実なアクションの
「2~3回しゃくってフォール」を心がければ初心者でも釣れやすいです。
エギングデビューは秋がオススメですね。
冬時期のアオリイカの釣り方
アオリイカは寒いのが嫌いです。
なので、冬場は基本的にボトムでひっそりとしています。
餌木のアクションは極めて大人しめでいきましょう。ボトム放置もOK。
アオリイカの目の前に、弱ったエビ風の餌木がふわ〜と通過させれば
バイトしてくることもあります。
とにかく、疲れ切ったエビを意識してボトム放置からの、弱々しく動かす。
これでいきましょう。
実際に釣ってみる
ここはサハラか?ってレベルの直射日光でした。
負けませんよ。何としても、アオリイカを釣るのです。
じっちゃんの名にかけて!
では、まずキャスト。長めに垂らしをとって、えいやっと投げる。
3~40秒ほどそのまま放置して、着底したらしゃくります。
ベーシックに2回「シュッ!シュッ!」としゃくりましょう。
そして放置して再度着底。着底したらまたしゃくる。
この繰り返しです。
着底の合図は、ラインを見ているとわかります。
餌木が沈んでいっている時は、ラインが海へじわじわ入っていきますから。
着底すると、ラインが海の中へ入っていかなくなるので、これが着底の合図です。
餌木には種類がありますよ。
シャロータイプ。ベーシック。ディープタイプです。
- シャロータイプは沈むのがゆっくりなやつ。
- ディープタイプは沈むのが早いやつ。
- ベーシックはその中間のやつ。
着底がわかりにくい時は「ディープタイプ」でやってみましょう。
ディープタイプは沈むスピードが早い分、潮の流れが早くても着底しやすいです。
また、餌木が沈むのが早いからラインが海に入っていくスピードも当然早くなります。
その分、着底時に海へ入っていく糸が止まるのもわかりやすいです。
この日は、そこまで潮の流れはきつくなかったので
ベーシックタイプでトライしていますよ。
ちょこちょこ場所移動を繰り返しながら、ひたすら投げていきます。
店員さんが言うように、ボトムより上、中層より下をリトリーブもしてみました。
すでに、7~8時間やり続けていますが、まったく釣れる気配なし。
ものすごい暑さで、体力はどんどん消耗していくし。。。
そして、無情にも日が沈みました。
夜なら釣れるのか?
意気消沈です。
釣りの先人たちが、その実績や経験から導き出した答え。
「夏のエギングは無理」は、やはり正しかったのか。
ぼくは”エギングとっつぁん坊や”のまま終わってしまうのか。
諦めかけていました。
「このもんじゃ食べ終わったらもう、家に帰ってお風呂に入って寝てしまおうか」
とも思いました。
しかし、そんな時この言葉を思い出したのです。

そうだ、ぼくはヒーローなんだ!
イカヒーローなんだ!と。
ヒーローは最後にラスボスを倒さなくてはならない。
アオリイカという名の、フリーザ的存在を!
夜エギングでラストチャンスにかける!
ぼくは、泣けなしのお金で約1,000円の「夜光餌木」を購入。
正直、結構痛いです。1,000円。
しかし、これもアオリイカを釣るためです。
ケチる訳にはいきません。
かつて、ぼくが1kgのアオリイカを釣った場所に移動します。
早速、夜光餌木をキャスト。
ひたすら投げました、そしてひたすらしゃくって、ひたすら巻きました。
明日のことなんて、考えてはいられません。
体力を温存させて釣れるほど、真夏のアオリイカは甘くないのです。
しかもここは沖磯でもなんでもない、ただの防波堤ですからね。
4時間は投げ続けましたか。
時間は深夜3時。ぼくのHPは残り2です。
後がない。
次の一投で釣れなかったら、もう僕に釣りを続ける体力は残されていないでしょう。
最後の一投。緊張が走ります・・。
キャストーーーッッッッ!!!
完全なる根がかり。全然動かん。
なけなしのお金で買った夜光餌木。こんな幕引きは悲しすぎる。
竿と根がかりポイントを一直線上にし
なんとかかんとか餌木を引き抜くことに成功。(←マジで必死でした笑)
そして、回収した餌木を見て衝撃が走ったんです!
これを見よ。ブレててすみません。
タコの吸盤やがな。
イカじゃなくてタコて。
もー帰るー!お風呂入りたいー。眠いー・・・。
まとめ
真夏のエギング
イカは居ないが
タコは居る。
真夏のエギングはやっぱり厳しいです。
ただし、ぼくはプロ釣り師なわけじゃない。
うまい人が、きちんと状況に合わせながらやれば釣れるのかもしれませんね。
あとは場所選び。
沖磯なら真夏アオリイカが狙える可能性は高まるでしょう。
とりあえず、9月以降またエギングにチャレンジしてまいりますので
その時は爆釣レポになることを祈って、締めの言葉に代えさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。